1 月 31st, 2009 by アトP
アトピーを改善するためには、
どのように日常生活を改善していけばよいのでしょうか。
アトピーの原因については、別でも言及していますが、
そのたくさんの原因となっているものを、
出来るだけ取り除いてやるという努力が必要になってきます。
以下では、私たちができる方法を、具体的に述べていきたいと思います。
(1)環境のケアについて
部屋の掃除は、できるだけこまめに行いましょう。
そうすれば、ダニやハウスダストなどと接触してしまう機会は減らせます。
また、急激な温度変化、湿度変化は
アトピー性皮膚炎の炎症を悪化させることがあります。
とくに、寒いところから急に暖かい部屋に入ったときなどは
かゆみが強くなってしまう、という人が多いようです。
冬でも、暖房が効きすぎていると汗をかくことがありますから、
そのために痒みが余計に出てしまうこともあるのです。
室内環境は温度・湿度を適度に保つことがとても重要です。
●ダニを減らすためのポイント
* こまめに掃除をすること。
* 毎日、窓を開けて風を通すなどして湿気をなくすこと。
* 天気の良いときは、こまめに布団を干し、日光にあてて消毒すること。
* こまめに洗濯をすること。汗のかきっぱなしはNG。
(2)メンタルケアについて
アトピー性皮膚炎は、精神的な負担によって悪化することがあります。
例えば、進学・就職・職場の配置転換など、自分では気付かないうちに
大きなストレスになっていることがあるのです。
なるべくストレスを溜め込んだりしないように、気分転換をしっかり行うことが大切です。
●ストレスを溜め込まないポイント
* 緊張するようなシーンでは意識して深呼吸をやってみる
* 趣味を持って、ストレス解消をする
* 毎日の睡眠時間をたっぷりとる
* 疲れたらゆっくりと休む
どんな小さなことも、人によってはストレスとなりうるものです。
アトピーの改善のためにも、まずは自分自身が心身ともに健康でいられることを
しっかりと意識し、それを継続していくことが何よりも大切なのです。
1 月 23rd, 2009 by アトP
薬物を使用する治療方法もたくさんありますが、
ここでは目的別に、以下の紹介をしていきたいと思います。
(1)炎症の抑制を目的とした薬剤
1.外用療法
●ステロイド外用薬
皮膚の炎症を抑えるために、世界中で最も一般的に使用されている薬です。
薬の強さが5段階あって、湿疹の状態、重度よって、薬を選ぶ必要があります。
●タクロリムス軟膏
ステロイド外用薬の、中レベル程度の強さの効果がありますが、
長期に渡って使用しても、皮膚の萎縮や血管拡張など、副作用を起こさない
メリットがあります。また、この薬はからだ全体に使用できることもあって、
特に顔や首の症状によく用いられます。
2.全身療法
●飲み薬(シクロスポリン)
大人の方向けで、最も重症のアトピー性皮膚炎の場合、使用される薬です。
湿疹と痒みに対してはとても効果的がありますが、
使用する期間は、なるべく短いほうがよく、湿疹が改善されてきた場合は
通常の外用療法に切り替えていきます。
3.光線療法
特殊な専用の機械にて、紫外線を照射します。
他の治療で十分な改善効果がみられない時に、
この紫外線照射の方法が用いられる場合があります。
(2)痒みを抑えることを目的とした薬剤
●抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)
掻いてしまうことは、湿疹が悪化していまう原因になるので
痒みを抑えるために、抗ヒスタミン薬の内服を行います。
これは外用療法と併用する必要があります。
(3)炎症がおさまった後の維持を目的とした薬剤
●保湿薬
皮膚の炎症、痒みがおさまったとしても、その肌はまだ乾燥しやすくなっていて
バリア機能が低下した状態が継続しています。
炎症や痒みが再発しないように、保湿薬でしっかりと保護することが重要です。
1 月 7th, 2009 by アトP
アトピー性皮膚炎になると、皮膚は乾燥してしまいカサカサです。
そして、皮膚そのもののバリア機能が低下してしまっているので、
汗をかいたり、擦れたりするというような、ちょっとした刺激にも過敏に反応してしまい
皮膚に炎症がおこってしまいます。
スキンケアで重要なのは、もともと乾燥してしまっている皮膚を保護するため、
保湿する薬などを塗って、不足している脂分をしっかり補うことが大切です。
もちろん、保湿薬は、自分の皮膚に合うものでなければなりません。
主治医と相談し、刺激のないタイプのものを選ぶことが必要です。
また、皮膚を清潔に保つことが大切です。
ですから、こまめにシャワーやお風呂に入りましょう。
アトピーの方は、温度があがると痒みが強くなくことがよくあります。
ですからお風呂やシャワーの温度はぬるめにしたほうがよいでしょう。
湯船につかるときも、あまり長時間は避けたほうがよさそうです。
体を洗うときも、ごしごしとこするのは禁物。
一般に市販している石鹸やボディソープにも、たくさんの化学物質が入っており、
刺激が強いものも多いと思います。
ですから、これもアトピーの方専用のものを選んで使用してください。
また、爪は短く切ることを意識してください。
掻こうと思っても、なるべく掻けないようにすることが重要だと思います。
また、衣服についても、直接肌に触れるものですから
できるだけ刺激の少ないものを選ぶようにしてください。